第2四半期連結決算発表


2月14日にサイジニアの2022年6月期第2四半期連結決算が発表されました。
決算説明会を2月24日に開催する予定ですので、このコラムではあくまでも決算短信と四半期報告書の要点を抜粋して触れてみたいと思います。

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▼リンク
決算短信 ※PDFファイル

四半期報告書 ※PDFファイル
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連結で売上高10億9500万円、営業利益7700万円、経常利益7300万円となっています。
(※参考 前年実績 売上高6億2500万円、営業損失8600万円、経常損失8400万円)
第2四半期での実績としては過去最高の結果となりました。

事業の対象であるデジタルマーケティング市場においては、引き続き高い成長のトレンドにあり、サイジニア株式会社(以下サイジニア)、デクワス株式会社(以下デクワス)、そしてZETA株式会社(以下ZETA)ともに昨年に比べて事業は好調に推移をしております。

グループシナジーに関しては、共同で手掛けるプロダクトや事業自体はまだ発表するタイミングではないですが、クライアント企業への提案に関してはグループ間における営業連携だけではなく、クライアントサイトにおけるプロダクトの効果の相乗効果が期待されるケースも増えてきております。

具体的には、サイジニアの手掛けるDKM事業とZETAの手掛けるZETA CX シリーズ、またデクワスの手掛けるネット広告配信とZETA CX シリーズなどです。
グループ各企業のリソースを活用した新規事業展開については、またしかるべきタイミングで発表をしていければと思います。

今期の通期連結業績予想としてはすでに発表している通り、売上高24億円、営業利益2億7000万円、経常利益2億6000万円と、過去最高となる見通しです。

株主の皆様からグループ各企業の業績のトレンドについてのお問い合わせをいただくことがありますが、サイジニアとデクワスは第3四半期、ZETAに関しては第4四半期に売上が集中する傾向にあります。

第2四半期までの事業進捗においては、グループ各企業の四半期ごとの予定を上回るペースで推移をしており、また今期もサイジニアとデクワスは第3四半期に、ZETAに関しては第4四半期に売上が集中することが見込まれるため、業績予想の修正の必要が出た場合には速やかに開示をしていく予定です。

今後もグループ全体での収益の向上に取り組んでいくとともに、業績が企業価値として適正に評価されるべく、資本政策や情報発信なども積極的に検討をしてまいります。

また四半期報告書に、昨年12月末時点での株主の状況が記載されておりますが、今回初めて私も資産管理会社の間接保有という形で登場しました(株式会社レッドポイントがそれに該当します)。

昨年11月にソフトバンク株式会社から株式を譲り受けた旨のリリースが出ておりますが、これは直接保有分でありまた別となります。今後も機会があればサイジニアの株式のさらなる取得もしていければと考えています。

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【著者情報】
ZETA株式会社
代表取締役社長 山崎 徳之

【連載紹介】
[gihyo.jp]エンジニアと経営のクロスオーバー
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[ECZine]人工知能×ECことはじめ
[ECのミカタ]ECの役割
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