ウェブサミット CEO来日イベント
ウェブサミット 創始者パディ・コスグレイブ氏来日イベント
世界最大のテックイベントと呼ばれる ウェブサミット に、日本企業としては初の協賛をする予定と先日発表しました。
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▼2019/04/23_TECH WAVEインタビュー記事
日本企業初!世界最大級のテクノロジーカンファレンス「ウェブサミット」への大型協賛するZETAに迫る
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その ウェブサミット のファウンダーでありCEOでもあるパディが来日、講演するというイベントがあり、私もパネルディスカッションに登壇してきました。
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世界最大級のテックカンファレンス「ウェブサミット」創始者兼CEOパディ・コスグレイブが来日決定
住所 東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル5F D2Cホール
日時 2019年7月1日(月)
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ウェブサミット は、ヨーロッパ、それも日本から直行便のないリスボンで開催されているため、その規模と知名度のわりに日本ではあまりまだ知られていないですが、つまりそれは大変もったいない状態であるとも言えます。
日本参加企業によるパネルディスカッション
パネルディスカッションでは、他にも過去に ウェブサミット に参加したことのある富士通の安西さん、Plug and Playの藤本さんと共に、 ウェブサミット はどういったイベントであるか、また参加する場合の秘訣や心構えなどについてお話ししました。
またパネルディスカッションのあとはメインコンテンツのパディによるスピーチとQ&Aが行われましたが、こうしたイベントが日本でもたれるというのは大変貴重で良い機会だったと思います。
昨日も急なアナウンスにも関わらず100人を超える参加者がおりましたが、お話する機会のあった人は皆さんかなりグローバルでのテクノロジーの流れに敏感かつアグレッシブな人ばかりでした。
当社の ウェブサミット 協賛コンテンツ自体は、まだ事務局とディスカッションしている状態ですので決まり次第また発表したいと思います。
直行便もなく同時通訳もほとんどないイベントですし渡航費などそれなりに費用もかかるうえ、まだ日本からの参加者もほとんどないため、例えばラスベガスで開かれるCESなどに比べてもどうしても気後れする面があるのは否めませんが、日本からも参加しやすい、もしくは参加してみたいコンテンツになるようにしたいと思います。
イベント情報は全てアプリから
また、ちょうど来週から香港で ウェブサミット のアジア版イベントであるRISEが開催されます。
イベントのフォーマットはほぼ同じである上に、香港というリスボンに比べればかなり行きやすいロケーションなので、RISEでまずは様子を見てみるというのも良いかと思います。
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RISE 2019
at HONG KONG EXHIBITION CENTRE
date JULY 8-11,2019
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RISEは今年は日本からも結構多くの人が参加するようですし、日本企業によるコンテンツもちらほらありますから、参加しやすいのではないかと思います。
ウェブサミット の大きな特徴の一つに、イベントに関する情報はすべてアプリを経由してやり取りされるというものがあります。
このアプリを使い込んでいくうちにコンテンツがどんどんパーソナライズされて、より自分にフィットした見え方になっていくというのが面白いところです。
ただこのアプリ自体、最初は戸惑う面もあるため、まずはRISEでアプリを体験してから ウェブサミット に臨むというのは良い作戦ではないかと思います。
ウェブサミット の前哨戦RISE
昨日のイベントでRISEは県予選みたいなものですと言ったら結構ウケてましたが、まさにそういう感じではないでしょうか。
実際トラック数自体も倍以上違うため、RISEは頑張ればほぼイベント全体を網羅することもできます。
ちなみに ウェブサミット は一人でイベント全体を網羅するのは物理的に不可能です。
ウェブサミット はいくつかのコンテンツから構成されていますが、おおまかに言うと、セミナー&パネルディスカッション、エキジビション(展示)、スタートアップピッチコンテスト、ネットワーキングあたりから構成されています。
まずは自分がどこに興味があるかを絞って、事前にアプリを活用して情報を収集し、ただその前提にとらわれずに現地では柔軟にアクションする、という姿勢が重要ではないかと思います。
これは ウェブサミット に限らずRISEでも同じなのですが、RISEは規模的にまだリカバーしやすいというのも、 ウェブサミット の前哨戦としてはまさにうってつけではないでしょうか。
期待される日本企業の進出
もちろんRISEはRISEで、アジア版というだけあって中国マーケットの情報はかなり充実していますから、単に ウェブサミット の前哨戦というだけではなく、中国マーケットがターゲットの人にとってはメインの目的となりうるイベントでもあります。
世界最大と言われるテックイベントなのに、例えば昨年実績でいうと日本人参加比率はわずか0.3%(!)というのはもったいない話です。
当社も協賛してコンテンツを提供する予定ですし、またパディが来日してイベントを開催するくらい日本に期待しているところもあるでしょうから、是非ここは一つ、尻込みせずに参加してみてはいかがでしょうか。
■ZETA CXシリーズ■
・サイト内検索エンジン・EC商品検索 「ZETA SEARCH」
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【著者情報】
ZETA株式会社
代表取締役社長 山崎 徳之
【連載紹介】
[gihyo.jp]エンジニアと経営のクロスオーバー
[Biz/Zine]テクノロジービジネスの幻想とリアル
[ECZine]人工知能×ECことはじめ
[ECのミカタ]ECの役割
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